作・演出:原作・山本周五郎 脚本・平岩弓枝 演出・木村進次
キャスト:木村進次 木村文子 木村活也 福井夏子 渡部友実 松本昇馬 水口申吾 細身知生 喜多田さなみ
スタッフ:装置・板坂晋治 助手・嬉野智子 照明・瓦屋雅勝 音響・木村裕介 衣装・すわらじ衣装部 かつら・仲上かつら店 大道具・京都舞台美術 小道具・すわらじ小道具 舞台監督・木村活也
日時:6月23日(火) 開演・昼1:30 夜6:30
場所:京都府立文化芸術会館
料金:前売り:3000円 当日:3500円
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京都の劇団すわらじ劇園が、公演「おたふく物語」を上演いたします。
「江戸時代の話。下町の裏長屋でおしずとおたかの美しい姉妹が、ひっそりと暮らしていました。二人には栄二という弟がおり、十年前に、反幕思想にかぶれてしまったため幕吏に捕えられ、三年の入牢と江戸追放という厳しい刑に処され、その後行方をくらませてしまっていたのです。当時、反逆罪で捕まった者は家族にまでその類が及んでいた為、姉妹は、このことを誰にも打ち明けられず肩身の狭い思いをしていたのです。姉のおしずは三味線を教え、妹のおたかは縫い物をすることで家計を支えていました。明るい人柄の二人は誰からも愛され、数々の縁談が寄せられていましたが、弟のことがあるので、婚期を過ぎても頑なに縁談を断り、二人で励ましあいながら暮らしていました。そんな二人にも、ついに、それぞれが待ち望んだ良縁が舞い込みます。妹のおたかは、木綿問屋の若旦那に見込まれて嫁入りし、姉のおしずも、秘かに思いを寄せていた、世間で名の知れた彫金職人の貞二郎と世帯を持つことが出来たのです。やっと掴んだ二人それぞれの幸せな生活!!そんな矢先、一番恐れていた弟の栄二が、突然おしずの前に現れたのです・・
創立84年目を迎えるすわらじ劇園。今年は心温まる時代劇をお送りします。今年、すわらじ劇園が久しぶりに山本周五郎作品を上演することに、各地より大きな期待が寄せられています。すわらじ劇園では、これまでに『さぶ』『赤ひげ』などを上演して大変好評を頂いてきました。このお話は、江戸の下町を舞台に、美人のおしずと、おたかの姉妹をめぐって繰り広げられる、笑いと涙の感動的な人情劇です。ほのぼのとした家族愛の物語をどうぞお楽しみ下さい。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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(渡部さん、お知らせありがとうございます。)