作・演出:作 つかこうへい 構成演出 渡辺和徳
キャスト:高野愛 小川智之 中丸シオン 鈴木利典(扉座)
スタッフ:照明 清家玲子 音響 葵能人(ノアノオモチャバコ)
日時:2016年2月9日(火)~14日(日)
場所:高田馬場 ラビネスト
料金:前売り:3500円 当日:3500円
東京の劇団9PROJECTが、公演「かけおち」を上演いたします。
「『あたしたち、かけおちしてんだから! テンションあがってんだから!』大人になりきれない青年・ヤスオは、婚約者のセツ子の家に居候中。働きもせず、ブラブラするだけの毎日である。代々女系家族の北条家では、ダメ男を養子にもらって、家も会社も女が取り仕切ると決まっているのだ。だが、結婚を間近に控えたある日、セツ子に見合い話が転がり込んでくる。相手は貿易会社を営み、年商三十億の実業家。しかも十五年セツ子を想い続けていたという。見合い相手に心を奪われながらも、ヤスオを捨てられないセツ子は、ヤスオにかけおちを持ちかける。『さっ、奪ってよ。あたしをどこかへさらってよ!』夜汽車に乗って向かう先は、恋の町・京都。だれにも反対されていない二人の、人生を賭けた"かけおち"が始まった!
『かけおち』30年の時を経て甦る、つか版・現代かけおち考! 結成以来、『ストリッパー物語』『生涯』と、つかこうへいの初期の作品を上演し続けてきた9PROJECT。続く第3回公演では、1983年のテレビドラマ『かけおち』を初舞台化します! 熱く激しく愛してくれる非の打ち所のない男と、のらりくらりとしているが故に気楽で落ち着くダメ男。対照的な二人の間で揺れながら、よりドラマチックな人生を求め、だれにも反対されていないのにかけおちを決行する女...。一見、滑稽に見えながらも必死に人生を生き抜こうとする人々の姿がそこにはあります。つかこうへい独特の笑いとペーソスに溢れた、毎日を精一杯生きる"普通の人々"へ向けた人生賛歌です。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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(高野さん、お知らせありがとうございます。)