作・演出:作・渡辺えり 演出・稲葉賀恵
キャスト:若松武史/サヘル・ローズ/土屋良太/二瓶鮫一/吉田侑生/岩戸秀年/高畑こと美/村松恭子/小川えり/牛水里美/松原夏海/相川春樹/松田祐里佳/川口龍/岩崎浩太郎/藤枝久純/宮本翔太/早石実結/薮内明/寺尾実里/滑川龍太
スタッフ:美術/加藤ちか 音楽/坂本弘道 照明/光田卓郎 音響/星知輝 衣裳/原田夏おる 舞台監督/玉城忠幸 舞台美術/十倉彩子 制作/門井絵璃 亘理智子
日時:2017年9月15日(金)~24日(日)
場所:すみだパークスタジオ倉 とうきょうスカイツリー駅、JR錦糸町、半蔵門線押上
料金:指定4500:円 自由:3000円(劇団扱いのみ)
東京にて、オフィス3○○「川を渡る夏」が上演されます。
「17歳の時から10年もの間眠り続けていた北林未知男は、ある日突然目を覚ました。27歳となった未知男は過去の記憶を取り戻すかのように通っていた高校へ向かうが、そこで未知男は死んだはずの伯父の小津達一郎と出会う。未知男は親友のハジメと共に、その小津に連れられ死者達が出会うという幻の街『オズの国』へと旅立つのだった。その幻想の街で未知男は小津の妻でもあり、母の妹でもある『風子』と出会う。母の隠されていた過去の秘密を知った未知男は、やがて10年前の夏に街を襲った川の氾濫のことを思い出すのだった・・・。 演劇集団『円』に書き下ろした若き渡辺えりの傑作を文学座の俊英、稲葉賀恵が新演出で現代に甦らせる!
挨拶文 渡辺えり 2017.4.21 『青春の卵』劇団を旗揚げしてから自分の書いた作品を自分で演出し続けて40年。初めて自分の旧作を自分以外の演出家に演出していただきます。文学座の鵜山仁さんに『月に濡れた手』を演出していただいたことがありますが、その時は舞台芸術学院の記念公演が震災の日と重なり半分の公演が出来なくなったため、後に3○○の公演として上演した際、鵜山さんが快く引き受けて下さったからでした。今回は出演する役者陣のどうしても上演したいという熱意から生まれた企画です。一九八六年に演劇集団『円』に書き下ろした作品ですが、今回文学座の稲葉賀恵さんの新演出で甦ります。三十年前の作品なのに震災を経た現代に重なる作品です。アニメの『君の名は』にも似ているな・・・と思ってしまいました。切なく、苦しく、残酷で、なのに優しい、青春の卵のような戯曲です。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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(村松さん、お知らせありがとうございます。)