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出演 岡本晃樹
制作 山田タカマサ、松前健司、椿貴弘、中西一史、関矢昌宏
主催 Room Kids
後援 日本ジャグリング協会
本公演は京都国際芸術祭の公募作品です。
-日程 10月14日 (土) 17:00~
10月15日(日) 13:30~ 17:30~
開場は各回30分前からです。公演時間は各回60~70分を予定しております。
-チケット 前売 2,000円 当日 2,500円
ご予約はフォームからお願いします。
-会場 京都 スタジオヴァリエ 京都市左京区吉田二本松町20-1
■Room Kids■
Room Kidsはジャグリングパフォーマー岡本晃樹とテクニカルオペレーター山田タカマサによるパフォーマンスユニット。東京を拠点にジャグリング国際大会ジュニア部門3位、アメリカ周遊公演Shoebox Tourゲスト出演など国内外で活動。モノと体の関わり方を探る『ジャグリング』を主な手段に、映像や照明、時には詩と組み合わせて作られる舞台空間は『何かを思い出すような風景』と評される。
京都にて、Room Kids新作公演 『Ripples out』が上演されます。
「Ripples OutはサーカスカンパニーRoom Kidsによる、ジャグリング公演です。大道芸でよく知られるジャグリングですが、突き詰めると非常に内省的な行為です。目の前にある『もの』に、どう新しい関わりを立ち上げることができるのかという視点で臨み、そこから自分とものの間に独自のルールを構築し、それが動きや技などの現象になります。自分の内側、もの、空間から何かを掘り出そうと目を凝らし、耳をすますのです。はたから見ると一見滑稽ですらあるその集中力は、深呼吸や瞑想にも近い側面があります。このジャグリングという技術を以って、今回パフォーマーの岡本は、ごく個人的な、でも誰もが出会う記憶へと潜ります。前年度上演された『LOSTSCAPE』からより一層深いエネルギーと、より大きい映像やセットにより立体的に立ち上がる空間の中で、『触ると少し痒いけれど大切な記憶』と折り合いをつけるための時間を皆様と一緒に共有できれば幸いです。
僕は6月に生まれた。誕生日の記憶はいつも雨。雨の日は気分が塞ぐけど嫌いじゃない。たくさんの『持っていた』と出会えるから。家にいるのも嫌いじゃない。外に出たくなかったわけじゃなくて、自分の中の世界を想像する方が好きだったから。いつも外を見て、知っていたはずの場所のことを想像していた。むしろ誰よりも遠くに行っているつもりだったのだけど、あまりそれはよくは思われなかったみたいだ。知っていた。失えるということは持っていたということ。ただの悲しいことなんかじゃない。大事だった。雨の日は、そんな『持っていた僕』と出会える日だったから。次の晴れる日までの長い旅。
『僕にとってなんでもないようなものが、誰かにとっては愛おしくて仕方のないものだということを、忘れていなければうまく生きていけない。』」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
お問い合わせは、こちらのメールまで。
同公演の情報ページ
Twitter @roomkids
(松前さん、お知らせありがとうございます。)