作・演出:奥村徹也
キャスト:加瀬澤拓未、木村圭介、永井久喜(以上、劇団献身)、石井エリカ、板倉武志(犬と串)、伊与勢我無(ナイロン100℃)、 城築創(劇団プレステージ)、北口美愛、粂川鴻太、渋谷裕輝、高木健(エンニュイ)、高橋龍児(ブルドッキングヘッドロック)、田口智也、福富朝希
スタッフ:作・演出:奥村徹也、舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)、舞台美術:小林裕介、照明:山内祐太、音響:角田里枝(Paddy Field)、チラシイラスト:the car、宣伝美術:今城加奈子、演出助手:吉井優香、演出部:崎田幸紀、制作補佐:森下和香(劇団くるめるシアター)、制作:安達咲里
日時:2017年12月20日(水)~24日(日)
場所:下北沢駅前劇場 〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F(小田急線・京王井の頭線 下北沢駅 南口降りてすぐ左 ペルモビル3F)
料金:前売り:3,200円 当日:3,500円
東京の劇団献身が、公演「俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定~」を上演いたします。
「今年で28歳になる。下落合の古いアパートは、西武新宿線の急行が通過するたびに、どうかと思うほど揺れる。30代で売れた人を、ネットで探して、安心しようとしている。頑張ってる。頑張ってきた。だけど、そろそろ、もういいだろう―― 劇団献身、節目の第10回本公演!3分に1度やってくる絶望!ド暗い嫌な物語、ナンセンスギャグを携えて、ポップとロックの狭間で描く!7年前、超局所的に話題となった作品を大幅リメイクし、満を持して再演!!
こんにちは、劇団献身主宰の奥村です。元々、『3年で駅前劇場に行けなかったら解散しよう』と決めて旗揚げしました。審査に4回落ちて、3年3ヶ月かかって到着しました。本来解散すべきところではございますが、この三ヶ月をアディショナルタイムと捉えて、抜け抜けと上演する所存です。『俺は大器晩成、』は6年前、まだ学生だった頃に上演した作品です。当時22歳だった自分が、28歳の自分に想いを馳せ書き連ねた結果、絶望的にどん詰まった、閉塞感が尋常じゃない作品になったことをよく覚えています。そして今、28歳まで生きてみて思うことは『人生はテンション高めでいけば、意外と大丈夫』ということです。この薄っぺらで、それでも生きて掴んだ確かな実感を足掛かりに、もう一度この作品に向き合ってみようと思いました。あの頃の暴力的な閉塞性と、今ある楽観性が、きっと違和感満載の、初めましてな手触りの作品を生み出してくれるでしょう。長々書き連ねましたが、要はめちゃくちゃ面白いものにするということです。期待しててほしい。そして、絶対に観てほしい。そういうことです。劇場でお待ちしております。
今回の公演は、劇団員(加瀬澤拓未・木村圭介・永井久喜)揃い踏みでお送りする初めての本公演であり、旗揚げ以降出演もしていた主宰・奥村徹也が作・演出に専念。新体制で挑みます。出演者には、来年秋に映画『栞』の公開も控える、劇団『犬と串』の板倉武志、所属劇団作品以外にもケラリーノ・サンドロヴィッチ作品に多数出演の劇団『ナイロン100℃』の伊与勢我無、本作で劇団献身出演は2度目となる『劇団プレステージ』の城築創をはじめ、多方面で活躍する俳優が集結。
劇団献身は早稲田大学演劇倶楽部出身の奥村徹也が、卒業後1年間のサラリーマン生活を経て2014年に旗揚げした劇団。『ノンストップナンセンスコメディ』をテーマに掲げ、ワンシチュエーションはもちろん、ハイスピードかつ複数の時間軸で構成された世界を縦横無尽にふざけ倒すことで100年規模の壮大な物語を立ち上げる作風も得意とする。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
お問い合わせは、こちらのメールまで。
(福田さん、お知らせありがとうございます。)