作・演出:北條秀司 作『女剣劇朝霧一座』より 齋藤雅文 演出
キャスト:渡辺えり、キムラ緑子、林翔太(宇宙Six/ジャニーズJr.)、広岡由里子、村田雄浩、段田安則 ほか
日時:2018年2月1日~12日
場所:新橋演舞場
料金:一等席:12,000円、二等席:8,500円、三等A席:4,500円、三等B席:3,000円ほか
東京にて、「喜劇 有頂天一座」が上演されます。
「女剣劇一座で繰り広げられる、座長の座をめぐる壮絶な"女いくさ"!意地でも負けられない女の戦いが今、始まる!!
昭和34年に『女剣劇朝霧一座』という題名で初演され、女剣劇の世界で巻き起こる座長の座を巡った壮絶な女いくさをコメディータッチで描いた名作。人間の業欲や愚かさを"人間らしさ"と許容する作者の愛情と温かい視点を感じることができる作品だ。今回は『喜劇 有頂天旅館』に続き、渡辺えり・キムラ緑子コンビが取り組む"有頂天シリーズ"第2弾として上演。そのほか、林翔太、広岡由里子、村田雄浩、段田安則が出演する。
昭和30年代、上州の田舎町。女剣劇は浅草でストリップの人気に押され、座長の二代日朝霧恵美子(渡辺えり)率いる一座は旅回りの憂き目に合っていた。駅前の休憩所に到着し、上州座座主の河田(広岡由里子)と愚痴を交えた昔話をしているところヘ、仕事で訪れた映画スターの嵐玉之介(段田安則)が現れる。以前は恵美子と恋人同士の玉之介は、彼女を自分の宿に誘う。お供についた恵美子の弟子・小夜子(キムラ緑子)は野心家で、玉之介の弟子の康弘(林翔太)に映画進出を売り込むなど出世の機会を窺っていた。その日の夜、宿で休んでいた恵美子と玉之介は刑事に起こされる。逃亡犯の捜査だというが、人気稼業の二人が出れば大スキャンダル。玉之介が対応するが、刑事は女も出せと譲らない。押し問答のなか現れたのは、身替りとなった小夜子であった。おかげで恵美子は世間とパトロン興行師・浅倉(村田雄浩)の目は誤魔化すことができたが、このスキャンダルで小夜子が大変な人気者になってしまう。そして琵琶湖にほど近い三井寺で初代恵美子の法要を行う日、その人気を利用して女剣劇の再生を目論む浅倉と、有名になりたい小夜子の思惑が合致して、ある密談がまとまる―座長の座をめぐる壮絶な"女いくさ"の結末やいかに!?」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
お問い合わせは、チケットホン松竹 0570-000-489 まで。
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