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2018年4月12日

CEDAR Produce vol.3『群盗』

作・演出:作:フリードリヒ・フォン・シラー 翻訳:大川珠季(新訳上演) 演出:松森望宏
キャスト:尾尻征大 岩田華怜 桧山征翔 大久保祥太郎 妹尾正文 他
スタッフ:美術:西村有加 照明:野中千絵 音楽・音響:西川裕一 衣裳:及川千春 ヘアメイク:小畑央 舞台監督補佐:佐藤真由美 舞台監督:小林清孝


日時:2018年5月31日(木)~6月3日(日)
場所:シアター風姿花伝
料金:前売り:4.200円 当日:4.500円 U-25割:3.500円(劇団のみ取扱、枚数制限あり)
チケット取扱 ○カンフェティ ○コリッチ


 東京にて、CEDAR Produce vol.3『群盗』が上演されます。
 「英雄に憧れた貴族の青年カールは、弟フランツの策略とみずからの理想のために森に住まう盗賊となる。貴族を捨て盗賊となった青年は英雄なのか、それともただの犯罪者なのか・・・。
 日本で最初に翻訳されたドイツ戯曲はシラーの『ヴィルヘルム・テル』である。明治時代の自由民権運動の高まりで、『自由』という大きなテーマを正面から扱ったシラーが真っ先に注目された。『群盗』はシラーのデビュー作であり、多感な青年シラーに自由を許さない封建的な環境への怒りでもあった。シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤期)の代表作のひとつであり、シェイクスピアの戯曲のスタイルを応用して書かれた作品で、嫉妬深い弟フランツはリチャード三世、アマーリアはハムレットのオフィーリアをモデルに書かれている。
 CEDARは世界中に数多くありなかなか上演されない優れた名戯曲にスポットをあて、劇作家が綴る人間の苦悩や葛藤や愛情を丁寧に舞台上に表現し、お客様と一緒に人間の複雑さや滑稽さや神秘を一緒に体験しあえる集団という理念のもと活動してきました。より硬派に『なぜ生きるのか』をテーマに善く生きるとはどういうことかを目標に演劇活動をしていきます。演出の松森望宏は2012年英国シェフィールドの演劇祭において、三好十郎の『胎内』で最優秀演出家賞を受賞しました。戯曲が持っている人間ならではの本質や哲学を丁寧に描き出し、どの国で上演しても深く観客の心に届く作品作りを目指します。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


CEDARホームページ

(松森さん、お知らせありがとうございます。)

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