作・演出:作:ハロルド・ピンター/演出:長野和文
キャスト:稲川実加、平澤瑤
日時:12月14日(金)19:30、12月15日(土)14:00/19:00、12月16日(日)14:00
場所:アトリエ第七秘密基地 東京都豊島区高松1-2-4 ベリオビルB1(有楽町線・副都心線『要町』駅 徒歩3分)
料金:前売り:2800円 当日:3500円
東京にて、池の下「灰から灰へ」が上演されます。
「『『灰から灰へ』の事件は、私には、水面下で起こっているように思われます。ひとりの女が溺れかけている、女は波間から片手を伸ばしている、だがそれは見えなくなる、女は他の誰かを掴もうとするが、水面上にも水面下にも誰もいない、ただ影だけが、水に映った影だけが見える、女は漂っている。この女は水没しかけている風景の中の失われた人物、他者だけのもののはずだった運命を逃れることができない、そういう人物なのです。しかし、他の人々が死んだ以上、この女も死なねばならないのです』(ハロルド・ピンター ノーベル文学賞受賞記念講演『藝術・真実・政治』より)
【海外作品シリーズ】人間の根底に潜む闇にせまるシリーズ。これまでアゴタ・クリストフ『エレベーターの鍵』、マルグリット・デュラス『アガタ』を取り上げてきました。フィジカルでシンボリックな舞台は作品に新たな命を吹き込んできました。今回はハロルド・ピンターの問題作『灰から灰へ』を上演します。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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