10~19歳の文京区内に通学か在住の学生たち、そして一緒にファシリテーターやスタッフとして携わりたい方を募集しています!参加費は無料です!!
この企画は、ドイツで演劇教育を研究されているエアランゲン・ニュルンベルク大学院の佐藤音音と日本グローバル演劇教育協会GLODEA代表理事別役慎司が共同で行い、最終発表は文京区の文化シヤッターBXホールで行います。また、将来的にはドイツでの公演の足がかりにしていきたいと考えています。
【企画概要】演劇という形にとらわれない演劇で『ポストドラマ演劇』と呼ばれるものがあります。これは最初から台本があるわけではなく、稽古のプロセスのなかで創造していく、形のないものから形にしていく演劇です。
3月の土日と春休みの期間を使い、学生たちと一緒に、わたしたち演劇教育の従事者が導いていく形で、創造的なプロセスを体験してもらい、最終的には文化シヤッターBXホールで一つの劇作品として表現の場をつくります。その日は、トークセッションも用意し、芸術としての切り口、教育としての切り口からこの企画を振り返りたいと考えています。
【ポストドラマ演劇について】ポストドラマ演劇(Postdramatic Theatre)は、ドイツ人の演劇学者ハンズ・ティース・レイマンHans Thies Lehmann が90年代に定義した演劇論とされ、簡約すると、戯曲(ドラマ)だけを重視するのではなく(ポスト)演出というものに関わる様々な他の要素(役者の体、舞台美術、照明、映像等)を同様に重要な表現として扱う演出法とされています。
ポストドラマ演劇は参加者により、個人的にも関わりのある社会的テーマについて自主的に表現を模索し、作品を作り上げて行きます。参加者の自主性と創造力を尊重し、講師は、方向を提案するガイド的な役割や、芸術的なインスピレーションを生かす役割があります。
【主催・ファシリテーター 別役慎司】劇作家・演出家・俳優・演技講師・研修講師・演劇教育家 日本大学芸術学部演劇学科卒、日本大学大学院舞台芸術専攻修了 これまでに55作品もの戯曲を執筆、20作品以上の舞台を演出・出演。アメリカのハリウッドやニューヨークでも演技を教える国際的な演技講師でもある。日本グローバル演劇教育協会代表理事として、演劇教育の普及にも努める
【共催・共同ファシリテーター 佐藤音音】演出家 日本生まれ、ドイツ育ち ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン大学院修士課程卒業 ミュンヘン日独劇団EnGawa主宰 日本・ドイツで舞台公演を行う フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン、ニュルンベルク大学院修士課程在学。ドイツと日本を比較した演劇教育を研究中。 ホームページ
【プロジェクトのスケジュール】
毎回のワークが演劇教育であり、最終発表のためのリハーサルプロセスとなります。できる限り全てに参加出来るようにしてください。合計30時間のワークショップを経て、20~30分程度の作品を発表できるところまで仕上げます。稽古は全て文京区にあるGLODEAのスタジオになります。
第1回 3/2(土)PM1:00~4:00
第2回 3/10(日)PM1:00~4:00
第3回 3/16(土)PM1:00~5:00
第4回 3/23(土)PM1:00~5:00
第5回 3/26(火)PM1:00~5:00
第6回 3/28(木)PM1:00~5:00
第7回 3/30(土)AM10:00~PM5:00
第8回 4/1(月)PM1:00~5:00
本番 4/4(木)
【参加者募集要項】
参加者資格......文京区在住もしくは通学している10~19歳の学生(フリースクールも含む)募集定員......10名程度
参加費用......無料
※上記の日程に基本的に全て参加できる人を優先いたします。出られない日がある場合はご相談下さい。
※参加者が多い場合、2グループ制で行います。
※演劇経験は必要ありません。
【アシスタントファシリテーター募集要項】
資格......演劇教育に興味のある方。演劇的なアクティブラーニングの手法に関心のある方。既に俳優や演出家などで活動してこられた方など。
募集定員......若干名
※上記の日程になるべく全て参加できる人が理想です。演出によっては、ファシリテーターが出演する可能性もあります。
※アシスタントファシリテーターは当日、受付スタッフや照明・音響スタッフとしても従事して頂く可能性があります。
【発表会】
・20~30分の演劇発表
・30分程度のトークセッション
※企画や演出の意図、教育的狙い、ドイツの演劇教育について、こどもたちが感じたこと・成長したことなどを中心にお話しし、観客の皆さんからの質問にも答えます。
・30分程度の観客の皆さんを含めた懇親会
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
ご応募はホームページの参加申し込みフォームよりお願い致します。
(佐藤さん、お知らせありがとうございます。)