劇団キンダースペースの連続ワークショップは演出家・原田一樹と共に演技を探り、キンダースペース俳優と共演しながら進める好評のワークショップです。これまで通り、短い場面の繰り返しの稽古によって、『戯曲』において俳優が『行うこと』が何を生み出すのか、疑い見つめて行きたいと考えています。【一年以上の演技経験者対象】
是非、ご参加のご検討、またご興味のある方へのご推薦をよろしくお願い致します。
■Vol.57『あちらから見たら私は?』
8/27(火)・28(水)・30(金)・31(土)・9/3(火)・4(水)・6(金)・7(土)
ギリシャ悲劇では人間たちは多く神々に翻弄されます。これは、人間たちの欲望や復讐心、嫉妬や憎悪、時には愛情までが人間に苦悩や破滅をもたらすものであり、そのことも知っていながら自分の力では制御することができない、それを神の力に見立てた、ということです。現代においても人間の過ちの本質はまるで変っていません。演劇は神の存在を見せるものではなく、神を求めてしまう人間の姿を見せるものです。
■Vol.58『いずこへ?』
10/8(火)・9(水)・11(金)・12(土)・22(火)・23(水)・25(金)・26(土)
※2月に配布しました仮チラシから日程が変更になっております。ご確認ください。
日本人というのは変わった民族で、西洋や大陸の人々と比べて、はるかに欲望も憎悪も少ないように思えます。『恨み骨髄』よりも『昨日の敵は今日の友』の方が大方の国民性に見えます。だからこそ一方で武士道や一億玉砕が叫ばれたのかもしれません。『演劇』は、日本人も西洋人もその板の上に扱います。ワークショップであるからこそ感じられるこの隔たりにも耳を澄ましてみたいと考えます。
両ワークショップ共に
時間:19:00~22:00
費用:24,000円
定員:12名(Vol.57はあと若干名の募集となります。)
こちらのメールでご応募ください。
郵便番号・住所・氏名・電話番号・FAX番号・年齢・性別・職業・所属・演劇経験年数 (なし 1年未満 1年以上)
長文になり恐縮です。お会い出来ますこと、楽しみにしております。
(瀬田さん、お知らせありがとうございます。)