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2019年10月19日

劇団東演『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち』

劇団東演創立六十周年記念公演 NO157

原作/堀川恵子『戦禍に生きた演劇人たち』(講談社文庫より)
脚本/シライケイタ
演出/松本祐子
美術/石井強司  
照明/中島俊嗣  
音響/山北史郎  
衣裳/有島由生  
お神楽指導/おかめ会・社中  
宣伝美術/早川さよ子[栗八商店]  
舞台監督/相川 聡  
制作/横川 功  
【キャスト】  豊泉由樹緒  能登剛  南保大樹  奥山浩  星野真広 清川翔三 木野雄大 椎名啓介 藤牧健太郎 古田美奈子 大川綾香 中花子 三森伸子 瀬戸さおり(ワタナベエンターテインメント)

2019年11月16日(土)~28日(木)
東演パラータ(下北沢)
【公演スケジュール】11月
16日(土)19:00
17日(日)14:00
18日(月)19:00
19日(火)19:00
20日(水)14:00★
21日(木)19:00
22日(金)19:00
23日(土)15:00
24日(日)14:00★
25日(月)14:00
26日(火)14:00/19:00
27日(水)19:00
28日(木)14:00
★アフタートーク 開場は上記開演時間の30分前
【劇場】東演パラータ (下北沢駅下車徒歩15分) (途中送迎車あり) 東京都世田谷区代田1-30-13
【チケット】一般/4500円 シニア/4000円(65才以上の方) U25/2500円(25才以下/当日確認) プラスワンチケット/13500円(3名様のグループでプラス1名様ご招待) (全席自由)


 東京にて、劇団東演『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち』が上演されます。
 「戦争一色のなか、自由を奪われ、検束の危険を冒しながら、それでも芝居をやり続けようとした新劇人たち。劇作家・三好十郎、俳優・丸山定夫、演出家・八田元夫らが炎のように向かった先は...。
 1945年(昭和20年)8月下旬、八田元夫は世田谷・赤堤の三好十郎宅に広島からやっとの思いでたどり着いた。大事に抱えてきた風呂敷包みの中には丸山定夫の骨壺があった。あの惨劇からまだ三週間もたっていない。挨拶もそこそこに骨壺を前に、二人は言葉少なに稀代の名優を偲び、まずい酒を酌み交わす。突如男の声が割って入ってくると、時は前年(昭和19年)の秋にさかのぼる。丸山定夫はしきりに八田元夫を『苦楽座』の演出家として、一緒に芝居をやろうと土下座までして説得をする。しかし数年前検挙投獄されて以来、演出家登録は取り消されていて、鑑札が無ければ演劇活動は出来ないのだ。それでも丸山定夫は諦めない...。一方、戦局がますます厳しくなるなか、苦楽座も大政翼賛会・日本移動演劇連盟に参加しない限り芝居を続けられない状況に追い込まれていた。せっかく創りあげてきた芝居もこのままでは上演できない...。『僕は芝居がしたい、したいんです』『それしかお芝居やれる手段がないんですよね?』やがて皆の心は一つとなって、広島へと向かうのだった...。
 劇団創立60周年記念公演のしめくくりは、『獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち』です。本作は、2017年7月に、ドキュメンタリー作家堀川惠子さんの手によって上梓された『戦禍に生きた演劇人たち』をもとに、演出家・劇作家・俳優として大活躍、温泉ドラゴンのシライケイタさんに書き下ろしていただいた戯曲です。演出は文学座の松本祐子さんを招き、東演の原点とも言える演劇人の心を、劇団として還暦を迎えた今に蘇らせようと取り組んでおります。」どんな舞台になっているのか、興味を持った方は、是非劇場に足を運んでみてください。
 お問い合せは... 劇団東演:TEL03-3419-2871  FAX03-3414-4753、またはこちらのメールまで。


劇団東演ホームページ

(大川さん、お知らせありがとうございます。)

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