<鈴木裕美コメント>
この4月からストップしていたワークショップを再開しようと思います。
ワークショップをやる理由はいくつかあります。伝えることで私の考えが整理されること、また、50歳を過ぎてから、『もし私の持っているもので、あなたに必要なものがあったら、どんどん持っていって!』という気持ちが強くなったこともあります。
最も大きな理由は、私の考える俳優の仕事はなんなのかということをお伝えし、手を取り合える、とお互い感じた方々と緩やかなネットワークを作っていきたいからです。
ワークショップで出会わせて頂いた方を、私が演出するプロデュース公演にご出演いただいている事例も数多くありますが、何とか鈴木製作所での演劇公演を実現させたいと現在模索中です。
やることは、ちょっとしたシアターゲームと主にシーンスタディです。私は俳優に"相手に反応する"ということを一番に求めたいので、2人組になって短いシーンを稽古していきます。
テキストはお集まりいただいた方々の顔ぶれを見て判断したいと思っていますが、以前はウィリアム・サローヤン『おーい、救けてくれ!』、山田太一『ふぞろいの林檎たち』などをやりました。
参加してくださる皆さんと深く向き合いたいと思っており、また、感染症対策の側面から、人数は1クラス8名と致します。また、実際に演じる方だけでなく、見学も受け付けています。見学者の方にも、自己紹介やディスカッションの際に、発言、質問をしていただけます。見学者の方も含めて、1人四畳半程度の空間を確保して行います。
<日時> 2021年1月12日(火)~15日(金)4日間 昼の部11:30~15:30 / 夜の部17:00~21:00
<会場> 芸能花伝舎 A4スタジオ(120m^2/約34坪)
<定員> 俳優 昼の部、夜の部 各8名
見学 演出家、スタッフ、制作者、およびそれらを志望している方 若干名
<参加費> 32,000円
<応募> メールにて2020年12月22日(火)締め切り <新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組み>
政府、東京都の方針及び芸能花伝舎による新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえて、新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底し、実施して参ります。表現上困難な場合を除き、原則としてマスク着用を求めるとともに、十分な身体的距離の確保に努めます。
(大河内さん、お知らせありがとうございます。)