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2021年2月 5日

オンラインシアター『サヨナラワーク』3週連続公演『#週末はサヨナラワーク』

ウィズコロナ時代の新しい演劇 オンラインシアター『サヨナラワーク』2月に3週連続公演『#週末はサヨナラワーク』上演決定!

出演:折原つかさ、栗田ゆうき、水野奈月、宮本朋実、脇本美咲
脚本:略してエリー。
演出:深寅芥
企画・制作:サヨナラワーク


公演概要『#週末はサヨナラワーク』※GoToイベント対象公演
『消えるカラー』
公演日:2021年2月7日(日)開場20:30開演21:00
出演:桜羽萌子、嶋垣くらら、古川愛、杢原朱織
『ネバーエンディング・ガールズストーリー』
公演日:2021年2月14日(日)開場20:30開演21:00
出演:桜羽萌子、水野奈月
『アロンアロング』
公演日:2021年2月21日(日)開場20:30開演21:00
購入先:こちらのウェブサイト

サヨナラワークとは?
コロナウィルスの影響で軒並み小劇場演劇は従来までの演劇のあり方での上演が難しくなっています。当然、これは演劇だけの話ではなく会社での会議や教育現場でも、また飲み会や婚活においてもオンラインツールを使ったコミュニケーションは日常的になりつつあります。演劇の歴史とは全時代の否定の歴史だと私たちは考えます。歌舞伎を否定して新劇が生まれ、新劇を否定して小劇場演劇が生まれた。そしてここに新しいコミュニケーションの形が根付こうとしています。人間のコミュニケーションを表現するのが演劇です。ならば、オンラインでのコミューケションツール使った演劇も演劇と呼べる、そして、それはこれからの演劇の新しいかたちだと私たちは信じています。コロナの影響から生まれたl新しい芸術にどうぞご期待ください。サヨナラワーク・演出家深寅芥

深寅芥(みとらあくた) 日本大学芸術学部演劇学科卒業。日本演出者協会会員2004年劇団『空間ゼリー』にて演出・俳優を担当。2009年より舞台プロデュースを実施している。
近年の演出作として『劇団ドリームクラブ』(2013∼2017)、内田康夫原作『靖国への帰還』(2014)等『サヨナラワーク』ではzoomの機能を駆使した、オンライン演劇の演出を構築する。

 オンラインにて、オンラインシアター『サヨナラワーク』3週連続公演『#週末はサヨナラワーク』が上演されます。
 「2020年7月、8月、9月とオンライン演劇を3作品上演した、オンラインシアター・サヨナラワークは2021年2月の週末に3週連続で過去の3作品を再演します。
 演出・深寅芥からのコメント サヨナラワークでは、昨年7月・8月・9月と、3ヶ月連続でオンライン演劇を上演いたしました。そして今年1月8日より2度目となる緊急事態宣言が始まり、演劇活動の制限が再び生じるなかで、あらめて私は『演劇の灯』をこの状況下であっても灯し続けていかなければならない、と強く感じました。そして2月7日より3週連続で昨年上演した『消えるカラー』『ネバーエンディング・ガールズストーリー』『アロンアロング』の3作品を再演することを決意しました。『演劇の灯』はオンラインでのライブ配信であっても灯し続けられると私は信じています。このコロナ禍の中でも様々な形で創作活動を継続していく事、それが『演劇の灯』を灯す事であると私は考えます。ライブ配信でしか味わえない演劇作品となっております。また再演ではありますが、再演だからこその深みのある演技と演出。そして新しい出演者も迎えています。前回ご覧いただきました方にも違った感動を感じていただけると思います。3作品全てが自信作です。是非ともご観劇頂ければ幸いです。
 脚本・略してエリー。からのコメント 初めてこういう場にコメントを寄せます。オンライン会議やオンライン飲み会。それが当たり前の日常になりました。たとえコロナが終息したとしても、こういうオンラインは残るんじゃないかと思ったりします。オンライン演劇の稽古を見ていて思ったのは、キャストの視線がどこに向けられているのかよくわからないなあということ。『あの!』という台詞を発しても、誰に向けられたものかわからない。人と話すときは目を見て話すと教えられた世代としては、人と目を合わせることのないコミュニケーションはどこか無気味です。無気味という意味ではお客さんの姿が見えないのも無気味です。どういう反応をしているのかが、チャットボックスの投稿からしか知ることができません。新しい生活様式にあっての、新しい『かたち』の演劇を私たちは模索しています。新しいからこそ、無気味なのかもしれません。今の私たち過ごす無気味な生活がいつか当たり前になるかもしれないように、いつかこの演劇スタイルも当たり前になるのかも。無気味なコミュニケーションと無気味な観劇スタイルが生み出すl不気味zな演劇にどうぞご期待ください。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、サヨナラワーク事務局(株式会社ネリム):こちらのメール(担当:千葉)まで。


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