作・演出:石原葉(美術家)、黒田瑞仁(演出家)、市松(演出家、パフォーマー)、砂と水玉、そこに『居る』ために、本間志穂(ピアノ奏者)、矢田真麻(小説家)、YUMIKA MORI(服飾家)
キャスト:根本和歌菜、宮本悠加、永山香月
日時:2021年6月11日(金)~21日(月)
場所:旧加藤家住宅
料金:当日:一般 2,500円、プチ・パトロンチケット 3,500円、高校生以下 500円、蕨市民 1,000円(身分証をご提示ください)
東京にて、ゲッコーパレード本拠地企画 『病』(やまい/illness)が上演されます。
「かつてドイツの大詩人ゲーテは戯曲『ファウスト』で幾つもの人生を積み重ねて生きる男を描きました。〈死〉を描くことで〈生〉を浮き彫りにしようとする物語が多い中、〈生〉のみを追いかけて人間の本質を捉えようとする大胆な試みでした。本作では概念としての〈生〉や〈死〉ではなく、私たちが生きる現実としての『病』(やまい illness) をキーワードに掲げます。いま『病』という単語から多くの人は新型コロナウイルスを思い浮かべるでしょう。コロナという『病』は私たちの生活をままならないものにしてしまいましたが、私たちの生活はコロナ以前から喜びも危機も抱えた、 ままならないものであったはずです。私たちの現実はYESでもNOでもなく、その間を漂う『病』的なものだと言えるのではないでしょうか。本作では、異ジャンル7組のアーティストが『病』(や まい illness) を独自の切り口から作品化した絵画やパフォーマンスなどを鑑賞いただけます。それぞれに異なる時間の流れを持つ作品が配置された会場内を歩きまわれば、あなた自身の〈生〉もまたその場に姿を現すに違いありません。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。美術、演劇、ダンス、音楽、小説、服飾を専門とするアーティストらによる体験型の時空間的作品集。鑑賞者はここに分け入り、自らも作品と化す。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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