【企画・ 脚本】岩瀬晶子 【演出】たんじだいご
【出演】柴田理恵、内浦純一、岩瀬晶子、剣持直明 劇団だるま座 、永滝元太郎、たんじだいご、 中島愛子 劇団張ち切れパンダ 、清水ひとみ
ワハハ本舗 、小林大輔、種村愛
【日程】2021年8月19~29日
【劇場】赤坂レッドシアター
◇日穏bionとは・・2008年に旗揚げし、今年13年目を迎える日穏bion--(びおん)は、岩瀬晶子が企画・脚本、たんじだいごが演出を務めるプロデュース劇団。戦争や差別、介護問題など社会的問題を背景に盛り込みながらも、笑えて泣けて心が温まる作品が特徴。今回はテレビ、舞台、映画などマルチに活躍されている柴田理恵さんをゲストとしてお迎えしてお送りします。
東京にて、日穏-bion-『月虹の宿 げっこうのやどー』が上演されます。
「舞台はとある古びた温泉街に立つ老舗旅館。隣町にできたリゾートスパに客を取られて苦しい経営状況が続いており、亡き両親から跡を継いだ長男の亮太は頭を抱える日々。助産師の姉・加代子も帰ってきて共に暮らしている。ある日、長年海外で生活していた次女の真希が娘を連れてやって来る。久しぶりに兄弟が顔を合わせ楽しい団らんのはずが、真希の帰国理由を聞いて愕然とする加代子と亮太。果たして真希が帰ってきた理由とは...。
◇公演の趣旨 昨年7月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した女性から依頼され薬物を投与して殺害したとして、嘱託殺人容疑で医師二人が逮捕されました。この事件について周りの人と議論を重ねると、『死』に対する考え方は千差万別である事に改めて気づかされました。特に日本では死について語る事はタブー視される傾向にあるため、安楽死についても頭から否定する人が少なくありません。しかし『死を意識する事が生きる糧になり、希望になる』と語るある難病患者の言葉には説得力を感じます。人は必ず死を迎えます。『いかに生きるか』と同じくらい『いかに死ぬか』について正面から向き合いたいと思い、難病患者とその家族の物語を描くことにしました。日本国内の自殺者数は年間2万人を超えており、そのうちの7人に1人は病気が原因で自らの命を絶っていると言われています。自殺と安楽死の違いは何なのか?尊厳死とは?残される家族の思いは?このような疑問を投げかける事で、この作品を観終わった後、『死』について家族や友人と語り合い、『生きる』事の意義を再確認してもらえたらと考えています。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
お問い合わせは、日穏 bion --:制作TEL 08046592008、またはこちらのメールまで。
(小林さん、お知らせありがとうございます。)