作・演出:伊藤裕一
キャスト:古林一誠 健人 広川碧 梶原航 越川萌花 田中温子
スタッフ:Swing:西村優 音楽:PAKshin(Calmera) 振付:今井夢子(椿組/Manhattan96)
日時:2021年12月1~5
場所:大岡山劇場・東京都大田区北千束3丁目28-8
料金:6000円
東京にて、お座敷コブラ「GEPPETTO」が上演されます。
「―接触のない2人芝居― カルロ・コッローディ作の童話『ピノッキオの冒険』から着想を得た、ゼペットの物語。お座敷コブラの新作公演を、劇団員の古林一誠がゼペット役で初主演。そして、音楽はエンタメジャズバンド・Calmera (カルメラ)のPAKshinが担当。ピノキオ役には各回魅力的なゲスト出演者を迎え、接触のない2人芝居を繰り広げます。稽古は9割リモートで行い、本番も近距離で対面しての会話は行いません。大きな制約の中、2人は心を通わせることができるのか?
古林一誠コメント "接触のない2人芝居"というアイディアを最初に聞いた時、どんな舞台になるのかという不安と同時に、これはまたとんでもなく面白くなりそうだと胸が高鳴りました。脚本を読み進めると、全編通して伊藤裕一らしさが感じられます。後に、『ゼペットは自分をモデルに書いた』と話していましたが、道理でシニカルさを含みつつ、そのじつ真率なセリフに溢れているものだと合点がいきました。心の交流を描きつつAIという科学的なものを題材にしたのは照れ隠しなのかもしれません。伊藤裕一の陰も陽も含んだセリフの数々を様々な俳優が演じることで、毎公演、異なる色のマーブル模様が生まれ、そこにお客様の視点が加わることで、唯一無二の色が完成します。接触のないもの同士が織りなすそれは大袈裟に言えば交流的特異点。毎公演その色は違えど観劇後にはきっと、お客様ひとりひとりが誰かにとってのピノキオであり、同時に誰かにとってのゼペットであると感じていただけるかと思います。お座敷コブラの前回公演時には想像もつかなかった今の世の中に、こういった新たな挑戦ができること、本当に嬉しく光栄に思います。今回も素晴らしいキャスト・スタッフの皆様とご一緒させていただきます。お客様はゼペット・ピノキオと共に何の夢を見るか? 概念実証の成果を唯一無二の体験として、皆様にお届けできる日が楽しみです。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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(伊藤さん、お知らせありがとうございます。)