シニアって言葉、よく聞きますが、決してネガティブなイメージではないと思うんです。
人生経験を重ね、社会において家庭において、義務的役割がひと段落した世代は、人生のゴールに向かって余裕をもって歩むことが出来る至福の時間が到来した世代と言えるのではないでしょうか。そんな時間を使って『演劇』をやりませんか?私はこの春、新しい劇団を作ろうと思います。劇団の名前はまだ決まっていませんが、共に歩む仲間を募っています。『この指とまれ』ということで、まずはワークショップを開催しようと思いますが、いまのところ男性が少ないので大募集します。この劇団は、古今東西の名作などを時間をかけて稽古し上演(来春に旗揚げ公演予定)、地方公演、海外公演の実践、地域でのボランティア活動、ワークショップの開催など、さまざまなことに挑戦する『演劇的プラットフォーム』でありたいと考えています。この新劇団に興味ある方の参加をお待ちしております。一緒にできるかどうか、お見合い気分でワークショップに参加しませんか。
皆さんのご参加、お待ちしています。講師 篠本賢一(俳優・演出家)
内容はオーソドックスなシニア演劇入門的なものとなります。
ワークショップ内容
体と声の準備 言葉を使わない交流 言葉を使った交流 台本を使ってシーンを立ち上げる (シェイクスピア、コント、語りなど)
日程 3月27日(日)、4月3日(日)、4月10日(日) 計3回
時間 17:00~21:00
会場 アトリエそら(東上線中板橋駅南口5分)
対象 演劇活動をしたい40歳以上の方(男性優先)
参加費 6000円(3回) ※参加回数など応相談
応募人数に達した場合は、お断りする場合がございます。
申込み 名前、年齢、連絡先、簡単なプロフィールを書いてこちらのメールまでお送りください。
応募締め切り 3月20日(日)24時 ※21日に参加の可否をお知らせします
問合せ 070-5366-3614(篠本)
篠本賢一プロフィール
俳優、演出家。故観世榮夫から能メソードを学び現代劇創作の理念を築く。『曾根崎心中』(2001)では韓国で『徳兵衛』を演じた。和合亮一の現代詩による『詩×劇』シリーズを現在も継続中。主な出演作『子午線の祀り』、『サド侯爵夫人』(ルネ役)など。主な演出作『詩×劇 つぶやきと叫び』、『全段通し仮名手本忠臣蔵』、『鏡花×劇 草迷宮』、『室内オペラ 夕日の耳』など。宮城学院女子大学非常勤講師。『遊戯空間』主宰。
シニア劇団『劇団櫂人』で10年間、芸術監督を務め、『犀』(イヨネスコ)、『谷間の女たち』(ドーフマン)、『ブルーストッキングの女たち』(宮本研)、『女の平和』(アリストパネス)、『かさぶた式部考』(秋元松代)、『怪談牡丹燈籠』(圓朝)などを上演する。
(篠本さん、お知らせありがとうございます。)