2021年の夏から一緒にpodcast『みなみなトーク』を進めてきた交野美奈氏を迎えて、お話しを伺います。
交野氏は高校留学で渡米して以来、ずっと演劇に関することを学び、仕事にし、2003年にシアトルのYouth Theatre Northwest(ユースシアター・ノースウェスト)の芸術監督に就任してからも、フリーで演出をするなど多才な人物です。
英米では各地にあるユースシアターという機関は日本ではまだあまり馴染みのないので、これはどういう機関・組織なのか、どう社会や芸術に貢献しているのかをまずはお聞きしたいと思っています。
ユースシアターは必ずしもプロの演劇人を輩出することが目的ではないと聞いているので、ではどういう人材を育成しているのか?プロになった方はどういう仕事をしているのか?なども聞きたいですね。
交野氏は、俳優・俳優指導・振付師・演出を経ているため、演劇の基礎技術を持ちながら、教育者、そして劇場運営者という仕事をしていらっしゃるので、今回は彼女にしか語ることのできない貴重なお話を聞けると思っています。
また、今回は戯曲以外の原作(書籍、絵本、漫画、etc.)を種にして立体的な舞台作品を創るとしたら、どういうプロセスを通るのかのお話と、実践的なミニ・ワークを行う予定です。
日時:6月30日(木)13:00~16:30
会場:セゾン文化財団の森下スタジオ
参加費:¥5,500
定員:16名
対象:演劇関係の中で、新しいことに挑みたい方、子どもとワークしている方、自分の可能性の幅を広げたい方向け。
申込方法:
こちらのメール宛てに件名『6月スペシャル・レクチャー!』と入力の上、お名前、職業、連絡先のメールアドレスと電話番号を記入してください。
振込先、開場時刻などをお知らせします。(48時間経っても返信がない場合は、こちらに届いてないことが考えられますので、お手数ですがここにメッセージを残してください。)
話し手: 交野美奈(かたの・みな)通称『みみ』
アメリカ、シアトル郊外にあるYouth Theatre Northwest (ユースシアターノースウェスト) の芸術監督。東京出身。1984年に高校留学で渡米し、その後、ボストンのエマーソン大学演劇科、ウィーロックカレッジ大学院教育科を卒業。約10年間、フリーで役者、振り付け師、テイーチングアーチスト業を歴て1999年にシアトルへ移住。Youth Theatre Northwestに同年入社し、2003年、芸術監督に就任。以来200以上の作品をプロデュース、40作近く演出をし、YTN以外でも演出家として活躍。日本人アーチストとして日本文化の紹介、コンサルタント、通訳などもする。芝居を通して子供達に自信を与え、自分らしく生きる方法を見つける手伝いをするのをモットーとして、才能あるチームと仕事をしている
聞き手・主催者:
池内美奈子(いけうち・みなこ)
俳優指導者、演出家、ドラマターグ、ヴォイス・コーチ。
1990年~1991年、英国ヨークシャーのARTTS International校にて舞台と映像作品の創作方法を学ぶ。以後、日本で演劇招聘業務、企画・制作、翻訳・通訳などの業務。2000年度文化庁芸術家在外研修員としてロンドンにあるRoyal Central School of Speech and Dramaのヴォイス・コースで学び、ヴォイス学修士(MAVS)取得。俳優のための発声、発語、テキスト・ワークを指導する。ウェールズのRoyal Welsh College of Music and Dramaや東京藝術大学、多摩美術大学にて教える。また竹内結子氏、土屋太鳳氏を含む俳優、そしてパナソニックの津賀社長を始めとするビジネス・リーダーの個人レッスンも手がける。2005年より2020年まで新国立劇場演劇研修所ヘッドコーチ。
(菊池さん、お知らせありがとうございます。)