« 劇団ヨアガキ 神楽物語集・二『魚鱗之舞』 | 演劇交差点トップページへ | 雑文8/17 »

2024年8月14日

「白夜 -An Intermezzo-」

『白夜』上演委員会 文学座有志による公演
作・演出:作:寺山修司 演出:戸塚萌
キャスト:今村俊一、つかもと景子、釆澤靖起、片平友里絵
スタッフ:照明:阪口美和、音楽:iseiben


日時:2024年9月22日(日)~24日(火)
場所:於:文学座アトリエ 東京都新宿区信濃町10 (中央・総武線『信濃町』駅より徒歩5分、丸ノ内線『四谷三丁目』駅より徒歩9分)
料金:一般3,500円 支持会割3,300円 学割2,500円

 東京にて、「白夜 -An Intermezzo-」が上演されます。
 かくれんぼするものよっといで もういいかい まあだだよ 釧路の北海岸の安ホテルの一室。猛夫はともに暮らしていた『久方弓子』を探してこの最果ての地にたどり着いた。 ホテルの人びとに弓子のことを尋ねるがみな知らないという。しかし猛夫は部屋の片隅で弓子の所有物を見つけた。 5年にもおよぶ長いかくれんぼの末、猛夫はついに『希望』を見つけたのだ。『何もあてにはならない。犯罪事件さえも、真実のかわりに与えられたおまけに過ぎない。それでもやっぱり、きみは旅行を続けるつもりかね。』(『白夜』前書きより)
 2023年に没後40年を迎えた寺山修司。昨年は没後40年記念の事業として様々な作品が上演され周知されました。詩人、歌人、小説家、映画監督など様々なジャンルでマルチに活躍し、本業を問われると『職業は寺山修司』と返していたのは有名な話です。なかでも演劇において『演劇実験室◎天井棧敷』の活動は、国内にとどまらず世界の前衛劇団として功績を残しています。そんな寺山がまだ天井桟敷を結成する前、1962年に『白夜 -An Intermezzo-』は文学座アトリエ公演のために書き下ろされました。上演当時(戸籍上)26歳の年の作品です。文学座初演出となる戸塚萌は同じく26歳。時代を超えた同年齢のコラボレーションとして、寺山修司の詩的世界を鮮明に描き出します。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


同公演の情報ページ


(お知らせありがとうございます。)

| Category: [公演案内] [関東]