作・演出:興梠陽乃
キャスト:河野寿(miiko)、 畠山葵、藤村弘二、 山本真央(創造Street)、 乱痴パック
スタッフ:舞台監督|森本柾史 舞台美術|諏訪華奈子(劇団CLOUD9/劇団ホリック)、檜皮拓也 照 明|門志亜紀(劇団CLOUD9) 音 響|小山泰 衣装製作|田川小夏(劇団ケッペキ) 映像製作|都築美玲 映像製作補佐・音響補佐|片山裕也 宣伝美術・ビジュアル撮影|山田世紀末 マネージャー|EtO(The Smoke Shelter) 制作|永澤萌絵(ソノノチ)、放ツ(劇団ヨアガキ) 制作協力|花岡咲紀 主催・企画製作| 劇団ヨアガキ 提携|THEATRE E9 KYOTO THEATRE E9 KYOTO U30創造支援事業 京都芸術センター制作支援事業
日時:2024年 10月25日(金)~ 27日(日) 25日(金)19:00 26日(土)14:00 / 19:00 27日(日)14:00
場所:THEATRE E9 KYOTO(京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
料金:一般:前売3000円 当日3500円 U25:前売2000円 当日2500円 (要証明) 応援チケット:5000円(前売当日一律)
京都にて、劇団ヨアガキ 神楽物語集・二『魚鱗之舞』が上演されます。
「ある役人が洪水によって壊滅した村を訪れる。厄介な村だ。理解し難い信仰があり、人魚の肉を奉る。村に攻め込む先陣として送られた役人は、荒廃した村の中で一心不乱に踊りつづける人々を目にする。中心には一人の少女が舞っていた。
前作『神楽物語集・一 水魚之仰』ではどこかの国の前史、人の心に信仰が生まれたその日が描かれた。社会が生まれるもっと前、自然が持つ理不尽さの中で人々が拠り所として生んだ『人魚信仰』。今作ではその数百年後、自然や人間を支配することを覚えた人々が信仰と、そしてそれでも襲う理不尽と向き合う姿を描く。
踊ることは祈ることだと、これほど実感した数年間はありません。現代ではしばしば怠惰や享楽、未熟さを現す行動として『踊ること』は批判されます。しかし、人間はどの国、いつの時代においても踊って来ました。苦しみや悲しさを狂乱と笑い声に載せて世の中に解き放つため、どうにもならない理不尽に対抗するため、生まれたことが報われるよう、願い、祈り、踊って来ました。今もこの世界は苦しみと悲しさに包まれているんだと、暗澹たる気持ちになることがあります。そうして動けなくなったとき、私の心身を突き動かしてくれたのは悲しい時代でも踊り続ける仲間たちの姿でした。苦しみの中で抗う人々、それでも祝祭を行い踊り続ける人々のためにこの作品を作ります。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
お問い合わせは、こちらのメールまで。
(永澤さん、お知らせありがとうございます。)