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2024年9月21日

ROUDOKU.TALKER.JP 朗読タイムレスストーリーシリーズ[5] 菊池寛『青洞門物語』宮沢賢治『永訣の朝』『いてふの実』

作・演出:菊池寛、宮沢賢治
キャスト:長尾奈奈
スタッフ:【主催】ROUDOKU.TALKER.JP【協力】株式会社 仕事


日時:2024年11月9日(土) 14時30分開演
場所:日本近代文学館 153-0041 東京都目黒区駒場4-3-55(駒場公園内) ・京王井の頭線駒場東大前駅(西口)徒歩7分 ・小田急線東北沢駅徒歩10分 ・小田急線、東京メトロ代々木上原駅徒歩12分 ・渋65/渋55[京王バス]上原二丁目南 バス停より徒歩4分
料金:一般 2,000円 高校生以下 1,000円


◎朗読 長尾奈奈
仲代達矢主宰の『無名塾』に二十四期生として入塾。同年『セールスマンの死』で初舞台。以降、舞台、映画と活動の幅を広げている。主な出演作に、ヴァンニャ・ダルカンタラ監督によるベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』、木村文洋監督による『息衝く』がある。また声の仕事には、佐藤大介監督『狭霧の國』があり、オーディオブック声の書店『日本近代文学名作選』のナレーションも務めている。

 当日は日本近代文学館にて『編集者かく戦へり』、併設の川端康成記念室にて『川端文学の名作II』の展覧会開催日。編集者、また作家としての菊池寛に関する書簡の展示もございます。よろしければあわせてご覧ください。(受付一階/拝観料 一般300円、中学生・高校生100円)

 東京にて、ROUDOKU.TALKER.JP 朗読タイムレスストーリーシリーズ[5] 菊池寛『青洞門物語』宮沢賢治『永訣の朝』『いてふの実』が上演されます。
 「◎菊池寛『青洞門物語』奉公先の主人の妾と恋仲になった市九郎は、手討ちにされかけ咄嗟に主人を殺して、女とともに逃げてしまう。江戸を落ち、峠で茶屋を開きつつ時に人斬り強盗を働いていたが、市九郎は良心の呵責に苛まれ、ひとり家から駆け出した。出家を果たし『了海』と名をかえ贖罪のため諸国雲水の旅に出るが......。
 ◎宮沢賢治『永訣の朝』死の床で苦しむ妹が欲しがる雨雪をとるため、賢治は二つの欠けた陶椀を手に、まがったてっぽうだまのように外へ飛び出した。蒼鉛色の雲から沈んでくるみぞれのなか、雪のひとわんを手にした賢治に、妹の思いが聞こえてきて......。
 ◎宮沢賢治『いてふの実』ある日の明け方、丘の上のいちょうの木は、霜のかけらが風に流されて飛んでゆく微かな音を聞きました。いちょうの実たちはいっせいに目を覚ましてドキッとしています。このいちょうの木はお母さんでした。今年は千人の黄金色の子供が生れたのです......。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


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