江東区ゆかりの劇作家、鶴屋南北を再発見!
作・演出:小林 志郎
キャスト:恭子
スタッフ:小田切 ようこ (セノグラフィ Scene designer、ex-ITI Japan事務局長、テアトロ) 北寄崎 嵩 (照明デザインLighting designerex-国立劇場) 高橋 嘉市 (音響デザイン Sound designer ex-国立劇場) 杵屋 勝国毅 (長唄 Kuromisu Music) 花柳 翫一 (演技指導 Kabuki acting & conduct ex-有明教育芸術短大、日本舞踊家) 白神 久吉 (Directing & management ex-東京芸術劇場)
日時:2024年12月22日(日) ●1回目 13:30開場 14:00開演 ●2回目 17:00開場 17:30開演
場所:江東区古石場文化センター 大研修室 〒135-0045 東京都江東区古石場2-13-2 ●アクセス 東京メトロ東西線「門前仲町」駅 2番出口より徒歩10分 都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅 4番出口より徒歩15分 JR京葉線「越中島」駅 3番出口より徒歩10分 東京メトロ東西線「木場」駅 4番出口より徒歩10分
料金:全席自由 1,000円(資料代含)
第1部 トーク 鶴屋南北のはなし
語り手:小林 志郎
江東区ゆかりの劇作家、南北(1755-1829)を再発見しよう。19世紀、世界の演劇界に冠たる業績を残したわが街の狂言作者。南北を読もう、語ろう、声を大にして吹聴しよう! ゲーテや第九のシラーには会えなくても、南北にはひょっこり会えるかもしれない。
英・独・仏の演劇界においては、16世紀はルネッサンス、17世紀は黄金時代、18世紀は不毛・才能枯れの時代、19世紀は近代写実劇の開花の時代という。どっこい、18世紀の日本演劇界には南北がいたことを知ってほしい。 私たちの cultual heritage(文化遺産)を再発見しよう! 江東区と南北のゆかりについても紹介します。
第2部 朗読劇 金幣猿島郡 大詰
山賊の頭・坂東太郎は、故郷なる日振島から落ち延びた父・伊賀寿太郎(藤原純友の重臣)を匿っていた。将門も純友も源満仲が配下の討伐軍に敗れたのであるが、山賊の屋敷には敵将満仲の妹・滝夜叉姫が押しかけ女房として居座っている。兄満仲は彼女を秀郷(将門の宿敵)へ嫁がせようと図ったが、彼女は兄に反抗し、朝敵・将門の子どもをもうけたのだ。さて幕が開くと、満仲の命で上使(照宗と乳母しみの戸)が山賊の屋敷を訪れる。以下、見えない糸でたぐられるように僧に姿をやつした純友、続いて昔、瀧夜叉の許嫁だった秀郷が一夜の宿を求めて訪れる。しかし太郎と滝夜叉姫には、それぞれ秘密があった・・・。南北のChange Overが待っている。
東京にて、Readers Theatre COMPANY 『鶴屋の会』が上演されます。
「鶴屋南北の遺作『金幣猿島郡』を、南北の195年目の忌日に朗読上演!朝廷を震撼させた承平天慶の乱(935~941)が治まったかに見えた半年後、勝者も敗者もそして死者も、吹雪の筑波山山塞に集った。かくして恨み、妬み、誹り、圧殺、毒殺、百足退治とエンドレスな覇権の裏面で、南北の『承平天慶の乱』は密かに終焉する。
鶴屋南北の遺作『金幣猿島郡』を、南北の195年目の忌日に朗読上演!朝廷を震撼させた承平天慶の乱(935~941)が治まったかに見えた半年後、勝者も敗者もそして死者も、吹雪の筑波山山塞に集った。かくして恨み、妬み、誹り、圧殺、毒殺、百足退治とエンドレスな覇権の裏面で、南北の『承平天慶の乱』は密かに終焉する。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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