THEATER CROSSROAD
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 シアター・クロスロード 劇団ホームページを作ろう!
Lesson 12: 公演情報を告知しよう(3) 〜追加情報でお客さんをひきつけよう その2〜
うん。公演の稽古は順調に進んでるよ。
ちょっと待たんかい!前回からだいぶ間あいてるで!まだやっとんかい!
うん。
うんて!長すぎるんちゃう?
うちのサイトの公演案内みてみ?このページの時間は宇宙世紀やからな。ええねん。短い間のように見えて長いねん。いっぱいモビルスーツでてくんねん。モビルアーマーもでてくるねん。管理人の都合でいくらでものびていくねん。
あーあ、最後に内部事情を…。まあええ、そういうことにしとこ。今日は公演情報の3回目やな。これで終わりやから。
前回は手がかりになるような情報を掲載したんやったな?ほかに公演案内の追加情報でよさそうなものってあるやろか?
あれからだいぶたって、公演が近づいてきてる。そういうときにはもう一押しも大事やけど、ターゲットを2つに絞った方がええやろね。つまり、
  1. もうチケットを買ってくれてるお客さん
  2. 興味はあるけどチケットを買おうとは思わない人
この2つに対する取り組みが必要やね。
具体的にどないにしたらええのん?
まず先に、後者にはいってみようかなと思わせたりするのも大事だけど、この際チケットをはかせることも考えんとあかん。それを考えれば、見に来てくれる人にチケットプレゼントの機会を提供するのがいちばんやと思うねん。この時期ならチケットの売れ具合も把握できてるやろうし、最初の頃はただでもきてもらって、「この劇団はおもしろい」「またこよう」「友達にも勧めよう」と思ってもらうことを最優先にしないと。一番難しいけど、口コミは最高の宣伝方法やからね。
ふむー。やり方はメールで連絡してもらったらええねんな?
まあね。でも今後のために、
  • 郵便番号・住所
  • 氏名
  • 年齢
  • 職業
  • 電話番号
  • どこでこの公演のことを知ったか?
は書いてもらった方がええな。メールで次回公演の案内をするところもあるけど、まだDMが中心やと思うから、そういう人は逃がさないようにしたい。なるべく多くの情報がある方がいいけど、欲張るとチケットプレゼントへの応募そのものがなくなってしまうから、バランスを考えて敷居を高くしすぎないことを心がけような。太字のところは最小限きいときたい。
あくまでチケプレはマーケティングの手段のひとつなんやな。
あと最初の頃にやるなら、ホームページ内に手がかりをおいといて、簡単なクイズの答えを書いてもらってもええな。テレビや雑誌の形式。そうしたらすみずみまでみてくれるで。
そらええ考えやな。さっそくやったろ。
そして前者、もうチケットを買ってくれてる人には、興味を高めるということをやっとかんと。当日雨が降ったりして、「やっぱやめとこ」っちゅうことがなるべくないようにしとかんとな。でも大がかりなことはできへん。なにせ公演が近づいてきてるからな。まめな人なら前回ふれたように稽古場日誌で継続的に情報が提供できるけど。
うちは管理人がさぼるから僕にスキルもないし時間もないしでしんどいな。どないしたらええ?
お手軽なのは演出へのインタビューやな。こちらで質問を用意して、演出にごはんのときとかに聞いとくんや。それを再編集したら情報になるで。
確かにそれなら時間がなくてもできそうやな。15分くらいあれば十分やろ。
気をつけないといけないのは、まず演出にこれは外部への情報提供です、とちゃんというとくっちゅうことやな。こういうとき演出は口べたになることが多いからな。稽古場ではあんなに威張って…うほんうほん!それで適当に答えられてしまうとなんにもならへん。ちゃんと重要性を事前に理解させることが重要や。前の日に質問項目をわたしといて、事前に考えてもらうのも有効。
そうしたらメモ読んだりせえへんかなあ?
別に動画配信するわけちゃうし、棒読みでもええねん。そのメモをワープロ打ちしてもらったらまとめやすいから一石二鳥やで。でもそれを「演出の言葉」として載せるより、「聞き出してきた」という形をとった方がおもしろいと思う。お客の目も引けるやろし。それともしその場で話するだけなら、全部メモをとるより、録音した方がええで。音響さんに頼んでMDやテープに録音してもらうんや。それを文章にする。けっこうしんどい作業やけど、細部まできっちり起こす必要はないから、読みやすい話し言葉を意識して、適当に加工したらええねん。自分の質問の話なんか適当でええしな。
なるほど。自分で聞いてきた、っちゅうところに価値があるんやな。よしゃ!早速やってみるわ!…(数日後)うおーいチャオー!演出にインタビューとれたでー。
♪ジェラシーは ZIG ZAG LOVE LETTER…ん?なんや、できたんか?
(シブがき隊聴いてる…)そ、そやねん。
どらどら、みせてみ。えーと…この「ば」っちゅうのんが演出のバッハ塚本やな。わし説明的。
今回の作品ではバッハさんのよくわからないストーリーがさえてますけど、ああいうのはどこでどうやって思いつくんですか?
今回の話は、実家に帰省したときに、山道を歩きながら考えたのでごじゃる。ぼくの実家はめっちゃめちゃ田舎で、まだ本屋もないのでごじゃる。ほとんどの農家がモペサックの花から蜜をとっているのでおじゃる。そんなところだから夜はとっても暗くてアフリカの夜のよう。山道はいつでも妖怪がでてきそうなのでごじゃる。
そのくらい山道で今回のストーリーを?
そうでおじゃる。山道を歩くのはなんだかこころの闇をさまようような感じににていて、とてもおもしろかったのでごじゃる。だから山の中で懐中電灯と蛍の光で必死にメモをとって、今回のストーリーをつくったのでごじゃる。
なるほどー。じゅりあが山道でおっちゃんに出会うシーンはそんなところからきているんですねー。ではズバリ今回の見所は?
まず「ふんだり」と「けったり」の正体と対決でごじゃる。もうみんなふんだりとけったりの正体はわかったかもしれないでおじゃるが、二人の対決とその間で揺れるじゅりあが見所のひとつでごじゃる。二人の究極の武器と高まるオーラパワーが…おっと、これはいいすぎでおじゃるな。
あぶないっす。ほかには?
あとじゅりあのお色気シーンでごじゃる。もう稽古場でもむんむんのお色気がただようようになってきたじゅりあでおじゃるが、舞台ではさらにお色気パワーをましてくると思われるでおじゃる。決して淫靡でない、健康的なものでおじゃるから、お子様にも安心でおじゃる。
ぼくもエキサイトしますものねー。スタッフ面では?
やっぱり大道具と音響でごじゃるかな。大道具は過去最高の100万リラをつぎこんでいるし、転換が無意味にたくさんあるのでスタッフにはうらまれているのでごじゃるが、ぼくの期待に十分こたえてくれそうでおじゃる。音響は一部の楽器、パンの笛とかパンの笛とか、あとパンの笛で生演奏が聴けるはずでおじゃる。ちぇけらっちょ!
無理してDJ用語使わなくていいですよ。それから、今回の芝居でもっとも強く打ち出したいメッセージっていうのは?
「アガペーとエロスの相克」でおじゃる。世間ではポスト構造主義の流れから非生産的な議論が続いているようでおじゃるが、その現実をとらえる視点が間違っていないだけに一苦労というところでおじゃる。その生産的な「戯れ」がはたして演劇という舞台装置の中で成立しうるのか、その問題と最近の乱れた社会の様子をミックスさせて出てきた視点でおじゃる。そもそもアガペーとエロスの間には…
す、すんません、さっぱり何を言っているかわからないのですが…。もうすこしわかりやすく。
らじゃーでごじゃる。つまり幼稚園児に添加物たっぷりの危険な食べ物を食べさせている現状を憂いているのでごじゃる。子どもには安全なお菓子を、大人には社用族のためのリッチなお菓子を。すみわけることの重要性を訴えれば、パティシエをめざす若者も目からコンタクトレンズが落ちると思われたのでおじゃる。
うーん…いってることはわかるようになったけど、そこにどんなテーマが…これは当日までのお楽しみということにしておきましょう。では最後に、このページを見ていただいているファンの皆さんにメッセージを。
はじめまして、バッハ塚本でおじゃる。「ゴッホ塚口」と間違える人が多いのですが、やめてほしいのでおじゃる。今回の公演はぼくたちが自信を持っておすすめする公演でおじゃる。決して損はさせないので、ぜひ見に来てほしいのでおじゃる。さもないとわれわれは赤字で借金生活、2,3年はそのためだけに働かなくてはいけなくなるのでおじゃる。まだチケットを買ってないお友達がいたら、恵まれない子供達に寄付するように、ぼくたちの公演にさそってほしいのでおじゃる。お願いするでおじゃる。
…ブルーになってきましたが、がんばりましょう。ありがとうございました。どうかみなさん、劇場にいらしてください!
…わかったようなわからんような。
いや、わからんやろ。
でもサービスにはなってる。これでチケットプレゼントをしたりすれば、お客はきてくれそうやで。
めぐまれないぼくたちのためにな…。
…ずいぶんへこんでいるようですが、お手軽で情報提供もできるインタビュー、ぜひやってみてください。それではまた。チャオ!
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Performed by Grazie and Chao
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